令和4年5月27日、知多市議会は第3回臨時会を開催しました。議事は短時間のうちに進行し、会期は1日限りで決定されました。
最初に、会議録署名議員の指名が行われ、藤沢巌議員と林正則議員が選出されました。その後、議案の審議が行われました。
主な議題は、令和4年度知多市一般会計補正予算(第1号)の承認でした。宮島壽男市長は、自らの提案として、この補正予算が1億535万8,000円の増額であることを説明しました。
福祉子ども部長の花井佳世氏は、詳細についての説明を行い、特に子育て世帯生活支援特別給付金について言及しました。この支援金は、低所得の子育て世帯を対象に、児童1人あたり5万円が給付されるもので、約2,050人が見込まれています。
この補正予算に関する質疑は終結し、福祉文教委員会に付託され、その後の審査を経て全員賛成で可決されました。
続いて、令和3年度知多市水道事業会計と下水道事業会計の予算繰越計算書についても報告されました。水道事業では、配水管布設工事が進捗に伴い繰越が必要となったことが説明されました。
また、市長の専決処分に関する報告も行われ、知多市税条例等の改正や国民健康保険税の課税限度額の見直しが報告されました。全議案に対する賛否は明確に最大限の合意で示されました。
勝崎泰生議長は、全ての議事を終了し、会議を閉じる旨を伝えました。これにより、知多市議会は重要な議題をスムーズに処理し、地域の財政健全化に向けた重要な決定を下しました。