令和6年6月19日、知多市議会は第3回定例会を開催した。
出席した議員は17名で、会議は成立した。議事は議長の伊藤清一郎氏の進行により行われ、最初に令和6年度の一般会計補正予算(第1号)が議題に上がった。質疑の後、本案は常任委員会に付託することが決まった。
次に、人権擁護委員の候補者についての諮問が行われた。質疑後、委員会付託を省略することが全員の賛成で決定された。これにより、適任と認められた候補者が承認された。
続けて、令和5年度の一般会計繰越明許費の報告や、事故繰越しに関する報告がなされたが、これらは質疑終了後、そのまま報告事項として完結した。
また、知多市下水道事業会計予算の繰越計算書も同様に報告され、質疑後に終わりとなった。
さらに、専決処分事項に関する報告が行われたことも注目される。市長より提出された2件の専決についても、全議員の賛成が確認されて承認された。ここでは、税条例及び都市計画税条例の改正案が成立した。
最後に、再度一般会計補正予算(第2号)が上程された。市長の宮島壽男氏から提案説明があり、歳入歳出予算の増額が議論された。総務部長の永井智仁氏による詳細な説明の後、質疑が行われた。
本日の議事日程は完了し、今後は各委員会に付託された議案の審査が予定されている。次回の本会議は6月28日に開催される。知多市議会は、市民の福祉向上を目指す政策に情熱を注いでいることが伺えた。