令和4年6月20日、知多市議会は定例会(第4回)を開催した。
この会議では、環境美化活動推進基金や公告式条例の改正、一般会計補正予算などが議題に上がった。特に、環境美化活動に関する条例の制定については注目を集めた。
議長の勝崎泰生氏は、初めに議事日程を説明した。日程第1の議案第30号は「知多市環境美化活動推進基金の設置及び管理に関する条例の制定について」である。質疑が行われ、結果は建設経済委員会に付託されることが決まった。
また、日程第2の議案第31号及び日程第3の議案第32号については一括して議題とされ、質疑も特になく各常任委員会に付託された。
次に、2件の諮問についても委員会付託を省略し、全会一致で適任として決定された。人権擁護委員の候補者推薦に関するこれらの諮問は、議会から強い支持を得た。
その後、報告8号から報告10号までの市長専決処分事項が続き、また、市長の宮島壽男氏が議案第33号の提案を行った。これは草刈り作業中の飛び石事故に関する損害賠償に関する内容であり、賠償額は108万4,993円とされている。事故の原因は、当市職員による飛び石防止ネットの設置不備であった。宮島市長は、安全対策を徹底することの重要性を強調した。
さらに、令和4年度一般会計補正予算に関する議案第34号も提案され、歳入が481万6,000円増額されることが発表された。民間保育所等の給食費支援に関連する内容が含まれており、コロナ禍による対策が講じられている。
この日の議事は全て終了し、議会は今後の議案審査のため休会となる。次回は6月29日に再開される予定だ。今回の定例会を通じて、知多市の重要な政策が進められることが期待されている。