令和3年第4回知多市議会定例会が、6月16日から6月30日までの期間に開催される。
議会の冒頭、議長の勝崎泰生氏は出席議員数が17名であることを報告し、会議の成立を確認した。
最初の議事として、会議録署名議員の指名が行われ、5番の藤井貴範議員及び10番の中平猛議員が選ばれた。
次に、会期の決定についての議題に移り、14日間の会期が異議なく決定された。会期中には、様々な議案について審議が行われる。
今回の定例会の重要な議題には、知多市職員の特殊勤務手当や自転車の安全利用に関する条例の改正が含まれています。市長の宮島壽男氏は、特殊勤務手当について言及し、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、その条例改正が必要であると強調した。
また、自転車の安全利用に関する条例改正については、愛知県の新たな条例に合わせて自転車乗車用ヘルメットの着用の努力義務を規定する必要性があると述べた。
他にも、認知症施策推進条例や母子家庭等医療費の支給に関する条例、国民健康保険条例の改正が提案された。それぞれに関連する法律の改正に基づくものであり、議員からは賛同の意見が多く寄せられていた。
また、令和3年度の一般会計補正予算と下水道事業会計補正予算も議題に上り、特に一般会計では新型コロナウイルス対策に関連した支援が各所に盛り込まれていることが強調された。市長は「感染拡大防止に向け、保育所や学校での対策費用を積極的に計上した」と述べた。
この他、繰越明許費計算書の報告が行われ、令和2年度の繰越額5億8,625万5,000円の詳細についても説明があった。