令和3年12月10日、第8回知多市議会定例会が開催され、17名の議員が出席しました。議題は一般質問で、市の緑や花がテーマにされました。
中山貴弘議員が「緑と花に包まれた住環境づくり」についての質問を行いました。街路樹に焦点を当て、市内での様々な役割を確認しつつ、現状や交通安全への影響などを順次質問しました。
まず、街路樹の現状について、都市整備部長の鈴木宏式氏は、市が管理している街路樹の種類や本数を示しました。「今後も適切な植栽管理を行い、沿道の美観を保っていく」と述べました。次に交通安全の観点から、街路樹が与える影響についての質問にも回答があり、現場確認に基づいた適切な剪定を行う方針が示されました。
市民からの要望についても言及され、剪定や害虫駆除など、地域のニーズに応じた対応を進めていく意向が強調されました。また、台風等による倒木被害についても言及され、過去の被害実績と今後の対策が説明されました。
次に、梅に関する事業についても質問がありました。梅は市の花にも指定され、特に佐布里池周辺の梅林の保全及び拡充計画が進行中です。市長の宮島壽男氏は、この計画について、地域資源を活用した観光振興にもつながると期待を寄せました。
加えて、サポート体制や地域住民のスキル発展を促進する新たな取り組みとして、フレイル予防教室などのプログラムも具体的に紹介され、健康寿命を延ばすための施策に対する取り組みが確認されました。