9月7日、知多市議会が第5回定例会を開いた。
会議では、議案第36号から39号までの4件を一括議題とし、質疑が行われた。特に、育児休業に関する条例改正や平和都市宣言の内容について注目が集まった。市長 宮島壽男氏は、条例改正について「まずは職員の安心を優先し、育児と仕事の両立を図る。」と強調した。
また、議案第40号の市道路線の認定については、質疑を省略し、全員の賛成で可決された。議長 勝崎泰生氏は、「地域住民の生活基盤となる道路整備は急務である。」と述べた。
続いて、予算に関する議案が一括議題として提案され、一般会計補正予算や国民健康保険事業の特別会計についても審議が行われた。健康文化部長 杉江大典氏は「新型コロナウイルス対策として、今年度の補正予算は不可欠である」と言及し、重要性を訴えた。
報告事項においては、令和3年度の健全化判断比率と資金不足比率が報告され、今回は特別な問題がないことが確認された。監査委員 渥美秀登氏は、すべての決算書が法律に準拠しており適切に作成されていると報告した。