令和6年6月7日、宇部市議会の定例会が開催された。
本会議では、議案が12件を議題として上程され、大きな政策について議論が行われた。本定例会の会期は、6月27日までの21日間と決定した。出席議員は27名であった。欠席議員は1名となっている。
特に注目を集める議案には、令和6年度の宇部市一般会計補正予算の提案が含まれる。この補正予算は、総額750億3,170万9,000円であり、補正額は11億4,216万8,000円となっていることが報告された。篠崎 圭二市長は「定額減税の恩恵を十分に受けられないと見込まれる方への給付金などが含まれている」と説明した。
また、議案第58号から第61号までの条例改正は、特定個人情報の提供に関する法改正に伴うものであり、重要な法的手続きを反映している。藤崎 昌治副市長は、数件の専門的な改正についてその理由を述べ、議員の理解を促した。
さらに、工事請負契約締結についても議案が提出された。これは恩田スポーツパーク施設の新築工事に関するもので、地域活性化の一環として期待されている。議会の議決が求められている。
この他にも、山口県後期高齢者医療広域連合の規約変更についても言及され、地域の健康福祉政策の一環として注目される内容である。