令和3年6月10日に開催された宇部市議会定例会において、土壌や魚介類の減少が問題視されながらも、キワ・ラ・ビーチの改修、企業誘致、会計年度任用職員制度、といった様々な議題が提起されました。
まず、キワ・ラ・ビーチの改修については、ウッドデッキの老朽化が深刻で、これに対する改修工事が6月中旬から12月上旬にかけて行われる予定です。これにより、市民の安全が確保されることが期待されています。高井 智子議員は、ビーチの景観や安全性向上に資する改修を要望しました。また、この改修がキッチンカー営業など新たな利用促進にもつながると考えています。
次に、漁業の議題では、宇部市は漁業従事者の高齢化と担い手不足の現状が報告されました。 現況について冨田 尚彦商工水産部長は、国・県と連携した水産環境保全活動や藻場・干潟の保全活動を行っており、漁業資源の維持・強化の必要性が求められています。しかし、経営環境の厳しさもあり、漁業者の新規就業確保に向けた取組苦労しているとの状況が報告されました。
最後に、会計年度任用職員制度については、総務財務部長が次年度の任用通知と評価方法について説明しました。職務の内容や業務の進捗、評価をもとに、従業員のモチベーションを向上させる努力が続けられています。しかし、評価や通信過程において情報が行き渡らなかったという問題点も明らかになりました。高井 議員からは寄せられた要望があり、周知や手続きに関する透明性を向上させる必要が提起されました。
このように、宇部市では様々な課題に挑む一方で、地域資源の有効活用が求められているという現状があります。