令和5年6月1日、宇部市議会の定例会が開会されました。
この日は、議案第57号の農業委員会委員選任に関する同意が審議されました。市長の篠崎圭二氏は、18名の現委員の後任として新しい委員を選任する旨を説明しました。候補者には、農業に関して幅広い専門知識を持つ方々が挙げられました。また、その中には新たに就任を予定している方々も含まれており、候補者の名前が紹介されました。特に、大草知子氏は中立委員にふさわしいとしました。
議長の山下節子氏は、質疑がないことを確認し、議案を委員会への付託を省略して進めることを決定しました。採決の結果、議案第57号は全会一致で同意されました。議会内では、農業の重要性が再認識され、今後の活動に期待が寄せられました。
次に、議案第51号から第56号までの一括審議が行われました。副市長の藤崎昌治氏が、一般会計補正予算や水道事業会計の補正について詳細を説明しました。特に、令和5年度宇部市一般会計補正予算(第4回)は、補正額が2億5,453万6,000円で、補正後の予算総額が721億7,358万7,000円に達する見込みです。これには、住民税非課税世帯への給付金、保育園への補助金などが含まれています。
また、条例の一部改正や工事請負変更契約の締結についても提案され、それぞれの必要性訴えられました。議会では、予算執行の透明性や効率性が強調され、その後、質疑の受付が行われました。議員たちは、地域住民の声を反映する重要な役割を果たすべく、活発に意見交換を行っています。
以上の議題については、今後さらに議論が進められ、2023年6月19日までの日程で行います。議会は議事の透明性と適切な手続きを重視しながら、地域のニーズに応える施策を推進している姿勢を示しました。