令和3年6月7日に、宇部市議会では定例会が開かれた。
会期は本日から6月23日までの17日間とめられ、出席議員28名が確認された。
議題には、元議長野田隆志氏に対する追悼感謝の決議案が含まれ、岩村誠議員が提案理由を述べた。
野田氏は、長年にわたり宇部市議会に貢献した人物であり、今後彼の功績を称える動きがまとまった。
同氏は平成19年まで6期24年間にわたり市議会議員として市政に携わり、公共の福祉を増進する信念を持って取り組んできた。この追悼決議は全会一致で可決された。
請求があった決議案の内容は、故野田氏の逝去に対する哀悼の意と、彼の宇部市政への貢献に深い感謝を表している。
次に上程されたのは、議案第52号から58号までの一括提案である。
市長の篠崎圭二氏が補正予算を提案し、1億6309万9000円の補正後の予算総額は718億905万円にのぼると報告した。
補正予算は新型コロナウイルスへの対応として、低所得の子育て世帯への生活支援給付金や、指定管理者への減収補償等を含む内容となっている。
また、市有地の売却、電子黒板の購入など、各議案が提案され、審議に進むことが確認された。