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宇部市議会、一般会計補正予算を可決

宇部市議会は令和4年度一般会計補正予算を可決。物価高騰に対する支援策が議論される。
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令和4年11月7日、宇部市議会臨時会が開催され、議案第90号が審議された。

この議案は令和4年度宇部市一般会計補正予算(第8回)に関わるもので、コロナ禍における物価高騰に対する支援策が中心となっている。

市長の篠崎圭二氏は、子育て世帯への特別給付金や高校受験料の補助を改革したほか、中小企業や農漁業者への緊急対策も含まれていると説明した。補正額は4億3,707万2,000円で、補正後の総予算は738億5,628万4,000円になることが見込まれる。

質疑において、藤井岳志議員は、中小企業向けエネルギー価格高騰緊急対策補助金について疑問を呈した。具体的には、対象経費の根拠や、補助額の下限を5万円に設定した理由について問うた。

これに対し、産業経済部長の濱田修二氏は、消費者物価指数に基づく補助金の概要を説明した。電気料金やガス代の上昇を考慮し、特に多量に使用する事業者を対象としていると述べた。藤井議員は下限設定の影響について見解を求めたが、部長は事業者支援の一環であると応じた。

また、桃山中学校の地下埋設高圧ケーブル切断事故に関する公表事務の検証も議題に上がった。これについても藤井議員は質問を行い、事故発生後の情報発信のあり方について確認した。

一連の議論を受け、議案第90号は賛成全員で可決された。市の補正予算案として、迅速に経済支援を求める声が反映された形だが、質疑の中で今後の補助・支援の透明性が求められることとなった。

この日は会期は1日のみであり、他に特段の日程は設けられなかった。議長の河崎運氏は全ての議事を終了し、午前11時46分に閉会を宣言した。

議会開催日
議会名令和4年11月宇部市議会臨時会(第5回)
議事録
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