令和元年10月28日、山陽小野田市議会は第3回臨時会を開催した。
冒頭で議長の小野泰氏は、台風19号による被災者に対して哀悼の意を表し、黙祷をささげた。出席議員全員で記載されている。
主な議題としては、請願に関する審査が行われた。まず、請願第1号では旭町地域の農用地区域内の農地除外が取り上げられた。委員長の中村博行氏が報告を行い、その中で農業振興地域における施策の不十分さが指摘された。特に小規模農家の困難な状況が浮き彫りとなり、薬の農地を不動産として利用できるようにすることが提言された。
続いて請願第2号では、横土手地域の農用地区域の除外が審議された。この地域でも農業者の高齢化が進んでおり、農地の維持管理が難しい現状が強調された。所有者全員が早期の除外を切に求めていることが報告された。
両請願の内容については、質疑や討論は行われず、全会一致で採択されることになった。
さらに、総務文教、民生福祉、産業建設及び一般会計予算決算の委員選任が行われた。
議会運営委員の選任も無事に終わり、続いて山陽小野田市監査委員の選任についても提案された。市長の藤田剛二氏が、その理由を説明し、河﨑平男氏が新たに監査委員に選任された。
最後に、市役所本庁舎の整備事業に関する議案第84号が提出された。この事業は老朽化した庁舎を改修し、新築するものである。市長はこの重要なプロジェクトについて、透明で円滑な進行を約束している。議案は総務文教常任委員会へ付託され、今後の審査が待たれる。
本日の会議は議事日程を全て終了し、散会となった。次回の会議は10月30日に予定されている。