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山陽小野田市議会、補正予算を全会一致で可決

山陽小野田市議会は第2回定例会で小型自動車競走事業補正予算を可決。今後の運営に期待が寄せられる。
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令和3年6月、山陽小野田市議会の第2回定例会が開催され、市の財政運営に関する重要な議案が審議された。

今回の議題である議案第48号は、令和3年度の小型自動車競走事業に関する特別会計補正予算についてであり、主に歳入と歳出に関する内容が取り上げられた。

産業建設常任委員会の中村博行委員長は、「歳入歳出それぞれ11億9千万円を追加し、予算総額を230億4千147万1千円にするものである」と報告した。

また、質疑では、「4重勝単勝式の売上げが成長期から成熟期に移行したということで、その詳細は」との質問に対し、中村氏は「現在の広告活動では売上金額が限界であり、安定期に入った印象である」と述べた。

さらに、ミッドナイトレースについての質問もあり、成長の余地があるのか問われると、「開催日数を増やすことに重点を置いており、展開していく予定である」と回答した。これに対し、議員の山田伸幸氏は、売上げが在宅での投票に依存している現状を憂い、「今後の売上げ低下に備えた経営体制について議論はされているのか」と確認。すると中村氏は、本場についての売上げが低下していることには議論がない旨を答えた。

そのほかにも、売上げに関する様々な質問が飛び交う中で、特に「累積赤字解消の見通しについては計画通りであるか」との質疑に対し、今後の試算と報告が必要であることを強調した。

議案の最終的な採決では、全員賛成で可決された。議長は「次回の議会も重要な議題が待ち構えているため、今後も慎重な審査をお願いしたい」と締めくくった。この度の会議は、山陽小野田市の財政健全化に向けた重要な一歩となったと考えられる。今後の取り組みへの期待が寄せられている。

議会開催日
議会名令和3年5月山陽小野田市議会(第2回定例会)
議事録
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