令和元年12月4日に開催された山陽小野田市議会第4回定例会では、議案や報告事項が数多く取り上げられた。
市長の藤田剛二氏は、令和元年度の補正予算に関する提案を行った。
今回の補正では、人件費の調整や財政調整基金積立金、取り急ぎ措置すべき事業などに関連し、歳入歳出いずれも増額されます。
確認された補正予算総額は、312億6,816万4,000円に達するとされています。
また、報告第7号では、山陽小野田市立山口東京理科大学の業務実績に関する評価結果も報告されました。
市長は「中期計画の進捗は、おおむね順調という評価を受けている」と述べ、特に評価の詳細に触れず、質疑に対しては大学推進室の大谷剛士氏が応じました。
杉本保喜議員による説明責任の重要性が論じられました。
彼は自己の関与した政治倫理問題について、誠心誠意を持って謝罪し、今後の活動に活かす決意を示しました。
特に、特別委員の選任や常任委員会の調査報告についても熱心な質疑が繰り広げられ、山田伸幸議員からは病院の経営や保険制度に関連する質問が投げかけられました。
また、経済活動についても言及され、地方卸売市場事業の活性化に向けた議論も続きます。
議案第94号の組織条例改正も議論され、地域振興部の廃止などが話題となりましたが、市は引き続き地域振興に努める姿勢を強調しました。
今後の市議会の議案は、各委員会に付託され、審査が行われる予定です。市民にとって重要なこの議会の結果を注視する必要があるでしょう。