令和5年1月24日、山陽小野田市議会は第1回臨時会を開催した。出席議員は21名で、会議は円滑に進行された。
会議の冒頭、議長の髙松秀樹氏が開会を宣言し、議事日程を確認した。議事は"会議録署名議員の指名"から始まり、藤岡修美氏と前田浩司氏が指名された。次に、会期の日程について議論し、全員一致で本日の1日に決定した。
続いて、議案第1号である令和4年度山陽小野田市一般会計補正予算が上程された。藤田剛二市長が提案理由を説明し、国の補正予算に対応する形で妊婦や子育て家庭への支援策を強調した。具体的には、経済的支援を行う伴走型の相談支援が実施される。歳入歳出合計で5,092万8,000円が追加され、予算総額は341億5,265万円となる。また、この補正予算の一部は国庫及び県からの支援金で賄われる。
議案に対して質疑は行われず、一般会計予算決算常任委員会に付託することが決定され、委員会での審査に入った。委員会では、経済的支援が妊娠期から出産・子育てにわたる一貫した支援であることが再度確認されると共に、出産・子育て応援ギフト事業への詳細な財源内訳が報告された。
その後、本会議に戻り、委員長の中村博行氏が報告を行った。この報告では、議案第1号が全員賛成で可決すべきことが述べられた。質疑や討論は行われなかったが、採決は問題なく可決された。