令和2年4月24日、山陽小野田市議会の第1回臨時会が開かれた。
各議員が出席し、議題に対する審議が開始された。議題としては、議員提出の各議案が上程され、特に新型コロナウイルスに対応する特別委員会の設置が注目されている。
新型コロナウイルス感染症が全国的に影響を及ぼす中、議員(矢田松夫君)は、新型コロナウイルス感染症対策特別委員会の設置を提案した。目的としては市民の命や健康の保護、及び市民生活への影響を最小限にすることが挙げられた。特別委員会は9名の委員による構成で、感染症に関する情報収集と対応策の提案を行う予定である。
この議案は討論なく可決され、正式に特別委員会が設立された。続いて、特別委員会の委員も選任された。担当の伊場議員は他の議員と共に特別委員に名を連ね、今後の活動への意気込みを示した。
また、同意関連の議案も取り上げられ、固定資産評価員の選任について、市長(藤田剛二君)から提案があった。市長からは選任の意義と評価の必要性が説明されており、これも速やかに採決され同意された。
さらに、承認議案の審議も行われ、令和2年度一般会計補正予算に関する議案は、津布田地区の排水施設の修繕に伴い予算措置が必要であることが報告された。この議案には質疑があり、経済部次長(川﨑信宏君)が基金残高に関する質問に対し答弁した。その他の承認議案も質疑なしで採決され、各委員会に付託される形となった。
今後のスケジュールとして、次回の本会議は4月28日に予定されており、付託された案件についての審査が行われることが確認された。議長(小野泰君)は出席した議員に対し、引き続き市民のための活動に尽力するよう呼びかけ、会議は閉じられた。