令和2年3月2日、山陽小野田市議会の第1回定例会が開催された。
本日の会議では、藤田剛二市長が令和2年度施政方針を述べた。
市長は、過去の取り組みと成果を基に、市民目線での更なる政策展開を目指すと強調した。
市長はまず、人口減少が進む中で地域活性化が重要であると指摘した。特に、地域の特性を生かした経済振興が求められている。
「商店街活性化や農業振興策を充実させ、市民にとって住みよい環境を提供したい」と述べた。
また、市の財政についても厳しい状況が続いており、適切な資源配分が求められると述べた。
藤田市長は「いいチームをつくる」という理念を掲げ、職員の意識改革やワーク・ライフ・バランスの充実を目指す考えを示した。職員が働きやすい環境を整え、業務の効率化を図りたいとのことだ。
「協創指針」の策定を通じて、市民や地域団体との連携を強化し、持続可能な社会を築く方針を話した。
施政方針の中で、令和2年度からスマイルエイジングの取り組みを進め、健康寿命の延伸を目指すことも明らかにした。心身の健康を大切にし、地域のつながりを深めることで、より活力のある市を実現したいと語った。
さらに、市場運営についても言及し、持続可能な運営への取り組みが重要であることを述べた。市長は、改善命令についても検討を進めているとし、地域経済の活性化を図る意気込みを見せた。
今回の施政方針では、市民に寄り添いながら、様々な課題に対して迅速に取り組む姿勢が求められている。市長は、今後も「活力と笑顔あふれるまち」を目指して全力で取り組む意向を表明した。