令和元年12月11日の山陽小野田市議会では、県立おのだサッカー交流公園の移管、スマートシティの実現、公共施設の経営効率化に関する質問が行われた。特に公園の移管に関しては、伊場勇議員がその必要性を訴えた。
市長の藤田剛二氏は、県が保有する同公園を市が管理することで、市の自主事業への利用促進が期待できるとの考えを示した。同公園は市民にとって重要なスポーツ施設であり、移管に伴う県への要望書も提出したことが報告された。
また、スマートシティの議論では、近年進む技術革新が地域課題解決に寄与するとの認識が示され、全庁的な取り組みが求められている。
公共施設の再編計画についても議論が交わされ、特に空き家の問題に対しては、その管理方法や地域における役割の見直しが必要とされている。自治体全体での共同体制構築を通じ、地元の実情に応じたサービス提供を目指す方針が掲げられた。