令和3年12月8日に山陽小野田市議会の定例会が開催された。
午後9時30分に開議され、22名の議員全員が出席した。
最初の議題は会議録署名議員の指名で、森山議員と矢田議員が指名された。
続いて、恒松恵子議員が一般質問を行った。
質問内容は、子育て支援に関するものであり、特に「さんようおのだっこ」というサイトについて言及した。
このサイトは、市の子育て関連情報を提供するためのものであり、現在の登録者数は911名である。この数字は増加傾向にあり、ウェブサイトでの情報に関する質問が多いと述べた。
恒松議員は、自治体による信頼性の高い情報提供を強調し、特に支援が必要な子供に関する情報提供の重要性を訴えた。
その後、福祉部長の兼本裕子氏が答弁し、子育て支援に関連する情報は市のホームページ「さんようおのだっこ」で定期的に更新されていることを説明した。
また、同サイトにおいて、必要な情報を簡単に探せるように工夫されているとした。
更に福祉部長は、スマートフォンや紙媒体など、様々な層に向けた情報提供方法を確認し、引き続き地域住民も巻き込む形で支援活動を進める意向を示した。
その後、恒松議員は子育て支援に関わるICT化の進展について提言し、実施に向けての進捗状況を問うた。
次に、保育業務支援システムの導入が提案された。このシステムは、保育士の業務を軽減しつつ、保護者との連携を効率化することを目的としている。福祉部長は、影響について説明し、今後もさらなる利用促進に努めることを約束した。
そして、母子手帳アプリの導入について、現在の取り組み状況を報告し、「山陽小野田市の児童が必要な情報にアクセスできるように、より一層努力していく」との表明があった。
最後に、恒松議員は、プラスチックごみの分別と温暖化対策についての意見も提示した。 本市の取り組みが進む中で、地域住民とともにサステナブルなまちづくりを目指す方針が示された。
また、議会は、地域での環境意識の向上を促す必要があるとの意見も共通認識として確認された。
市長は、持続可能な社会を実現するために全力を尽くす考えを示し、環境に配慮した政策が今後も重要な課題になると強調した。
総じて、本会議の内容は、市の様々な施策と方針について市民の期待に応えつつ、さらなる発展に向けた重要な議論が展開されたことを示している。