令和2年9月24日、山陽小野田市議会は第3回定例会を開催し、様々な議案が審議された。
本定例会では、特に議案第91号及び第93号の条例改正が重要なテーマとなった。
議案第91号の改正では、幼児教育・保育の無償化に伴い、特定の利用事務の条例から削除される内容が採択された。これに対し、質疑はなく委員長報告も全員が賛成し成立していることが確認された。
また、議案第93号についても同様に、地方税法の改正に伴う必要な改正が施行に向けて進められることになった。この改正では、特に未婚の独り親に対する税制上の措置や寡婦(寡夫)控除の見直しなどが行われ、多くの議員から理解が示された。
議案第80号から第82号まで、さらに第85号及び第90号の決算認定についても審議が行われ、令和元年度などの国民健康保険特別会計や介護保険特別会計などの報告がそれぞれされ、全て賛成で認定されることとされた。
特に議案第80号では、国民健康保険の歳入が74億円に達し、歳出が73億円であるとの報告があり、この結果1億円の黒字となったことが強調された。
また、議案第92号の給与に関する条例の改正についても、過少請求の発生にともない水道事業管理者の給与が減額されることが求められると報告され、これも賛成多数で決定された。