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山陽小野田市議会、第2回定例会で各種施策を議論

山陽小野田市議会の第2回定例会で、市内業者や水産業振興などの施策が活発に議論された。新たに導入されるおくやみハンドブックが市民に評価される一方、指定ごみ袋の価格への懸念も寄せられた。
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令和3年6月4日、山陽小野田市議会の定例会が開催された。議事は活発に進められ、特に一般質問では、市内業者や水産業に関する議題が多く取り上げられた。

市内業者に関する議題では、随意契約における市内業者優先のガイドラインが整備されているかが問われた。監理室の井上岳宏室長は、「素案を作成したが、庁内の調整が未完了」と述べ、翌年度には運用開始を目指す意向を示した。これは市内経済の活性化に向けた重要なステップとなる。

次に、準市内業者に関する問いもあった。議員は、準市内業者の定義を明確にすることが必要と強調し、現在の基準では不十分だとの意見を述べた。市場競争が適切に機能しない場合があるとの指摘もなされ、今後の改善策が期待される。

また、ごみ袋の価格に関する討議も行われた。市民から「ごみ袋の価格を安くすべき」という要望に対し、市民部の梅田智幸次長は、現在の価格が他市と比較しても平均的であると強調し、安値にするための研究は継続するとの姿勢を示した。しかし、議員はその取り組みが具体的実施に結びつかない状況に懸念を表した。

さらに、死亡時の行政手続きに関する改善の提案も聞かれた。市民部長の川﨑浩美氏は新たに作成した「おくやみハンドブック」について言及し、市民サービス向上のための施策として評価された。このハンドブックは遺族に寄り添うものであり、窓口対応の質も向上させる必要性が指摘された。実際に、市民からは手続きの方法が明確になったとの評価も寄せられた。

水産業に関しても、各漁業組合の振興や支援策が求められ、庁内にもその取り組みが進められていることが明らかにされた。演壇には市長も登壇し、地域と連携した施策を進める意欲を示したことが印象的だった。

議会開催日
議会名令和3年6月山陽小野田市議会第2回定例会
議事録
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