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山陽小野田市議会、コロナ対策や介護施策などを可決

令和4年6月24日、山陽小野田市議会で一般会計補正予算が全会一致で可決。他、介護施策なども議論された。
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令和4年6月24日、山陽小野田市議会は第2回定例会を開催し、様々な議案が審議された。

最初に、会議録署名議員として恒松恵子議員と福田勝政議員が指名された。

次に、議案第47号の物品の購入に関し、長谷川知司総務文教常任委員長が報告し、市役所内装改修工事に伴う老朽キャビネット等の更新に関して説明した。契約金額は3498万円で、委員長は、提案力を重視したプロポーザル方式の採用理由やSDGsへの対応について強調した。質疑において、議員たちは玄関ホールの改修後の利便性向上に関して質問し、同委員長は、来庁者の動線改善への取り組みを説明した。続く議案第42号では、介護保険特別会計補正予算が182万9000円の増額となり、合計67億1341万9000円となると報告された。

さらに、山陽小野田市急患診療所条例の改正が提案され、小児科医不足のため、小児一次救急体制を宇部市休日・夜間救急診療所で広域実施する方針が示された。利用者数の過去のデータが提示され、新たな対応策による医療サービス向上が期待されている。請願第2号として、加齢性難聴者への補聴器購入助成制度の創設が求められ、503名の署名が集まったことが紹介され、議員たちはその意義を評価した。

次の議題である議案第44号は、山陽小野田市工場設置奨励条例の改正についてで、県が防災用地の売却の際の補助措置について議論された。また、議案第45号の財産の減額貸付けでは、市場施設を民間事業者に貸し付ける際の条件が整備された。

議案第41号および第46号の一般会計補正予算も全員賛成で可決され、特に新型コロナ対策費が追加されるなど財源の確保が図られた。議会運営委員長は会議規則の改正も提案し、意見書案についても審議が行われた。全体として、農業や福祉の充実を図りつつ、地域の医療環境の改善に向けた取り組みが進められている。

議会開催日
議会名令和4年6月山陽小野田市議会(第2回定例会)
議事録
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