令和3年6月2日、山陽小野田市議会は第2回定例会を開催した。
本会議では、議事録署名議員の指名、代表質問が行われ、さらに令和3年度一般会計の補正予算や手数料徴収条例の改正など、重要な議案が上程された。出席した議員は22名で、会議は円滑に進行した。
まず、長谷川知司議員が市長の施政方針について質疑を行った。ここで議論された中で、地域運営組織の設置及びその背景が特に注目を集めている。藤田剛二市長は、この地域運営組織が地域課題解決の核となり、住民が自ら地域の未来を描く重要性を強調した。市民の協力を得て地域の特性に応じた最適な仕組みを整えたいと述べた。
次に、伊場勇議員は新型コロナウイルス感染症による市の財政への影響について質問し、特に雇用情勢や市の支援策の必要性が強調された。市長は、雇用を守るための様々な支援策を講じていることを述べ、コロナ禍にもかかわらず雇用維持努力が続けられていることを説明した。