令和3年11月4日、山陽小野田市議会第1回臨時会が開催され、議員全員が出席した。
議長の髙松秀樹氏は、会議を開始し、日程に基づいて進行した。
まず、会議録署名議員として岡山明氏と白井健一郎氏が指名された。
続いて、議席の指定について議論が行われた。議席は配布資料に基づき、会議規則に則り決定された。
第3日程では、議案第78号及び承認第8号に関して委員長からの報告が行われた。
一般会計予算決算常任委員会の中村博行委員長は、「令和3年度山陽小野田市一般会計補正予算(第12回)」についての詳細を説明した。
今回の補正は、コロナ禍の影響を受けた市内飲食店への支援や、ウェブ会議の需要に対応するためのパソコンの整備などが主な内容である。
歳入歳出それぞれ6169万6000円の追加がなされ、予算総額は305億4626万9000円に達する。
委員長による報告後、質疑が行われ、「パソコンの購入費が高いのではないか」との質問に対し、委員長は「ソフトウェアの費用も含まれている」と答えた。
その後、全員賛成で議案が可決された。
次に承認第8号、令和3年度一般会計補正予算(第11回)の専決処分についても質疑を経て可決された。
第4日程では、宇部・山陽小野田消防組合議会議員の選挙が行われ、議長によって古豊和惠氏、前田浩司氏、山田伸幸氏の3名が指名された。
選挙に際し、議長はこの指名が承認されたと報告した。
日程第5では、議案第79号として第二次山陽小野田市総合計画の改訂および中期基本計画の策定に関する閉会中の継続審査が行われ、速やかな審査を求める声が上がった。
第6日程では、閉会中の調査事項も議題となり、議会運営委員長からの申出により継続審査が決定された。
このように、議会は重要事項に関して慎重に議論を重ね、円滑な運営を目指した。
最終的に、午後1時12分に閉会となり、議長と署名議員によって署名される運びとなった。