令和6年2月21日、日高町議会は第2回会議を開催した。議題は補正予算の承認についてで、出席議員14名が参加したことが報告された。
最初に、議長の神保一哉氏が会議を再開し、議事日程が配布された。他に欠席議員はおらず、会議は定足数に達していることが確認された。
議事日程は会議録署名議員の指名と補正予算に関する議案の説明に分かれていた。補正予算は物価高騰対応のためのものであり、企画財政課長の林谷昌美氏により詳細が説明された。
林谷課長は、歳入歳出それぞれに4,501万8,000円を追加し、総額121億8,861万8,000円に達する見込みと述べた。主な歳出項目として低所得世帯への臨時特別給付金が含まれ、その金額は4,250万円である。
議案に対する質疑では、互野利夫氏が均等割のみの課税世帯数やこども加算の見込みについて尋ねた。副町長の深根英範氏は、計350件の世帯数を予定し、こども加算は150件を見込んでいると回答した。
また、課税世帯の被扶養者に関する対応についても言及され、申請手続きを経て対象者を確認する手法を採ると説明された。質疑はこれで終了し、議案は討論なしで可決された。
最後に今後の休会について議長が述べ、異議もなく審議は終了した。日高町議会の次回定例日程は、3月の初日まで休会と決定され、午後1時35分に散会となった。