令和4年12月14日、日高町議会は本会議を再開し、町の重要な課題についてさまざまな議論が交わされた。特に、防災計画や財政問題が主要なテーマとして取り上げられた。まず、津波に対する避難経路や避難場所についての議論が行われ、各地区の状況が共有された。
特に町立病院からの避難先や所要時間に関しては、医療や介護施設での体制強化が求められていると認識されており、議員からの提案では、住民の命を守るためにさらなる検討が必要との意見が出た。特に冬季や夜間の避難について具体的な対策が必要であり、例として近隣の地域と連携し、迅速に支援を行える体制の整備についての意見があった。
また、小園議員は日高管内の学力向上についても追求し、地域の教育環境整備に向けた施策の重要性が強調された。日々の教育活動のみならず、地域の保護者や住民との連携が教育の質を高めるためには必要であると強調した。
さらに、門別中央パークゴルフ場の収支状況も取り上げられ、さまざまな意見が出た。近年の利用者数が減少傾向にある中、今後の利用促進策や価格設定について議論され、パークゴルフ場の無償化に対する賛否も分かれた。
加えて、公共施設におけるサニタリーボックスの設置についても質問があり、現行の施設配置や利用者のニーズを考慮した方策が求められた。特に男子用トイレにおけるサニタリーボックスの設置は、男性の健康に配慮する観点からも重要とされ、課題が提起された。
議論の総括として、各議員から示された意見や提案が挙げられ、今後の施策に反映されることが期待されている。特に、住民の命を優先する施策が重要であり、町としての取り組みが求められている。