令和5年12月14日、日高町議会が開催され、馬文化に関する取り組みや教育現場での読書活動促進に向けた議論が交わされた。この日は、馬に関連するイベントや活動が新ひだか町で積極的に行われていることが一つの焦点となった。
小園暁子議員は、日高町が抱える馬文化の進展に遅れが生じていると指摘した。特に、新ひだか町で開催された「うまカルフェス」の成功例を挙げ、日高町でも類似の取り組みを進める必要があると訴えた。町長は、競馬場を核とした地域の振興や、馬事文化に対する発信が求められていることを認識し、今後の取り組みを検討する意向を示した。
続いて、堂前保志議員は教育に関する質問を行い、特に学校図書館の充実や読書活動推進計画の現状に焦点を当てた。彼は、教育に対する指導方針が不明瞭な点について疑問を呈し、具体的な数値目標の欠如を指摘。これに対し、教育委員会からは現在の課題などが明かされた。
さらに、学校司書の不足や學生に対する読書習慣の浸透についても問題提起がなされた。町は、図書館の司書と連携しつつ、より多くの読書活動を促進する方向で、次年度の計画を考慮しているとの答弁があった。