令和6年日高町議会6月会議が12日に開かれ、幅広い議題が議論された。本会議では主に、工事請負契約関連の議案や町の行政報告が取り上げられた。
最初に、議長の神保一哉氏が開会を宣言し、日程に沿った審議が進められた。議案第6号として町道豊郷清畠14号線道路整備工事の請負契約が提案され、建設課長の江刺家優氏がその内容を説明した。入札では特定建設工事共同企業体が選ばれ、契約金額は9372万円となる見込みであると発表された。
続いて、議案第7号から第9号までの工事請負契約や生化学自動分析装置の取得が採決された。特に、生化学自動分析装置取得の議案では、経済的な背景もあり、その意義が強調された。
また、教育委員会関連では、小園暁子議員からの一般質問があった。特に、馬文化への取組について町の認識が問われ、教育委員会の川上寛明管理課長は小学生を対象に馬との関わりを深める活動を実施する意向を述べた。さらには、職員の職場環境問題に関する質疑もありました。
町の職場環境については、ストレスチェック制度の実施について説明があり、個々の職員のメンタルヘルスに関しても細やかな取り組みが求められている現状が伺えた。特に、ストレスチェックの結果とその後のカウンセリングの活用が重要であり、より多くの職員に利用されることが期待されている。
このように、つい最近の会議では多様な議題が持ち出され、町が抱える問題への対応策や方針が議論された。特に行政報告において、町長からはホッカイドウ競馬や漁業の現状と将来への展望も示され、町民の関心が高い分野において具体的な提案がなされた。今後、町としてどのようにこれらの課題に取り組むかが期待されるところである。