令和3年6月10日に日高町議会が開かれ、様々な議題が話し合われた。一般質問では、神保一哉議員がとねっこ事業や太陽光発電に関する問題を提起した。
特に、とねっこ事業については、監査結果が報告され改善点が指摘されたことを受け、何らかの対策が必要との意見が出た。一方、太陽光発電については、神保議員が日高町内での現状や将来について質問し、地域経済課長は導入状況と法的規制についての見解を示した。
また、ホッカイドウ競馬振興株式会社の経営状況に関する報告があり、過去の経済状況と施設維持の取り組みが説明された。これに続き、令和2年度の一般会計繰越明許費についても報告され、特に新型コロナウイルス感染症による影響が強調された。
続いて、国民健康保険税減免の条例改正案が提案され、議論を呼ぶ内容がいくつかあった。特に、前年の収入を基に減免を求める修正案が提案され、賛成・反対の意見が交わされた。最終的には原案通りの可決となったが、議員間で関連の考え方が分かれる場面も見られた。
さらに、広富地区における産業廃棄物最終処分場の設置に関する請願も議題とされ、地域住民の懸念や風評被害の影響が述べられながら趣旨採択される結果となった。全体として、住民の意見を背景に多様な視点からの審議が行われ、国の制度や地方の取り組みが求められる重要な会議となった。