令和5年7月5日、日高町議会は定例会を開催し、11の議題が審議されました。
まず、議事日程に基づき、会議録署名議員として工藤守弘氏と真壁悦夫氏が指名されました。
続いて、総務課の戸川貴教課長が善行表彰について報告。被表彰者は株式会社ノースヒルズの前田幸治氏で、多額の寄附により町の発展に寄与した功績が評価されました。質疑はなく、報告は承認されました。
次に議案第1号の工事請負契約について、只野利一氏(管財建築課長)が公営住宅新築工事の計画内容を説明。契約金額は2億1,230万円で、入札率は99.8%でした。質疑では互野利夫氏が契約金額に関する質問を行い、全体の予算額などが確認されました。その後、議案は原案通り可決されました。
その後も、門別温泉改修工事(議案第2号), 機械設備工事(議案第3号)、富川市街地複合施設整備工事(議案第4号)、およびそれに付随する工事請負契約について審議が行われました。特に、富川市街地の複合施設にかかる契約額は、14億5,420万円に上り、落札率も高い水準となっています。各工事は当町と町外業者の共同企業体により行われ、適正な価格で契約されています。
また、過去の災害復旧工事(議案第7号)に関する変更についても説明があり、経過や復旧延長を明記した変更が議決されました。スクールバスの取得や一般会計補正予算に関する議案も一致して承認されました。
最終的に、全ての議案が原案通り可決され、休会の決議がなされました。日高町は、今後も公共施設の充実と町民サービスの向上を目指して取り組んでいくことを明言しています。