令和元年6月の会議が日高町議会で開催され、重要な報告や質問が行われた。
議長の西尾英俊氏が開会を宣言し、議事日程を確認すると、本会議では会議録署名議員を指名することから始まった。この議論では、会議録署名議員に菊地日出夫氏、寺越哲夫氏が選ばれた。
続いて、諸般の報告が行われた。監査委員からは、平成31年2月分から4月分に関する例月出納検査結果が報告されたほか、さまざまな陳情と衛生組合に関する詳細な資料も配付された。これにより、町の財政状況や事業運営の進捗が伝えられ、議員の理解を深める役割を果たした。
次に、行政報告が大鷹千秋町長から行われ、ホッカイドウ競馬の状況が重点的に説明された。競馬開催からの収益が前年と比較して好調であり、競馬場での春のケイバまつりには多くの家族連れが訪れる中で、売上が計画を超過したことが明らかとなった。また、漁業についての報告では、前年と比べて漁獲量に減少が見られたことが、その要因として挙げられた。
一般質問では、工藤守弘議員が町長に対し、ホッカイドウ競馬における禁止薬物検出の問題について質問した。これに対し、町長は現在調査中であり、ホッカイドウ競馬においては使用されていないとの情報を提供した。
また、教育長からは各種スポーツ大会での好成績を収めた生徒たちが全国大会に出場することが報告され、地域としての誇りを示した。全体として、報告や質疑を通して町の発展に向けた具体的な取り組みと課題が浮き彫りとなった。
このように、議会での本会議は様々な議題を通じて町の未来を見据えた討論がなされ、町民の声を反映させる重要な場であった。引き続き、町民との協働を図りながら、行政運営を推進する必要性が強調された。