令和元年10月25日、日高町議会は10月会議を開催した。
出席議員が15名で、議長の西尾英俊氏は会議を開会し、議事日程にそって進行した。
今回の会議では、表彰に関する同意案件が9件と、印鑑登録に関する条例改正、工事請負契約、下水道事業会計の補正予算などが議題に上がった。
特に表彰に関して、町の表彰条例に基づくものであり、社会貢献や産業貢献において長年の功績が認められた候補者がいたことが注目された。
本庁副町長の深根英範氏は、社会貢献表彰を受ける候補者について触れた。
宮川正己氏は、39年にわたって町の行政や教育に貢献し、教育長を務めた。
浦重博氏、宇野常信氏、鈴木繁一氏、佐藤正徳氏も地域福祉向上に尽力したとして表彰対象となった。
審議では、表彰選考に関する質疑も行われた。特に高橋克徳氏からは、推薦団体についての確認が求められた。
さらに、互野利夫氏からは表彰選考委員会のメンバーについての詳細や、幹部職員の年数換算について質問があった。
総務課長の林谷昌美氏は、幹部職員は課長職を指すと説明し、その年数換算に対して過去の処理事例を示し、現在の規定を見直す余地があることに言及した。
続く議案では、印鑑登録に関する条例改正について吉川達宏住民課長が説明した。これにより、旧氏の印影を登録できることが規定に盛り込まれた。
また、工事請負契約については、業者と契約を結ぶための議決が必要であることが説明された。工事名は「公営住宅周辺道路改良工事」である。
最後に、下水道事業会計の補正予算が提案され、沈下対策に要する資金が増額されることとなった。
いずれの議案も質疑はなく、全て原案通り可決された。
議会はこの日程を終了し、次回定例日は12月初に予定されている。