令和5年9月14日に開催された日高町議会では、各議員による一般質問が行われた。
特に、真壁悦夫議員は自衛隊への名簿提供や都市計画マスタープランについての質問を行った。
その質問に対し、総務課長の戸川貴教氏は直近3年間の名簿提供の実態を説明。具体的には、18歳と22歳の男女の名簿が提供され、提供方法や個人情報保護の観点からの適切な管理が行われていることを強調した。
また、地域計画についても質疑が交わされ、新マスタープランの策定に向けた進捗状況についても言及された。これに続き、教育委員会管理課長の湯村篤司氏は小中学生の熱中症対策について質疑応答を行い、具体的な対応策や学校での状況確認について詳細に述べた。
さらに、議会では令和4年度の日高町水道事業会計決算や簡易水道事業会計決算、国民健康保険病院事業会計決算についての報告も行われた。これらの報告では、いずれも赤字決算が懸念される中、特に水道事業においては震災後の維持管理経費や新しい設備投資が必要であるとの指摘があった。
さらに、議会では健康保険証に関する意見書の提出が提案され、真壁悦夫議員がマイナンバーカードと保険証の一体化についてその懸念を表明した。これに対し、他の議員も同様の懸念を持ち、意見書の提出に賛同する意向を示した。