令和6年7月に開催された日高町議会は、重要な議事を進行しました。
特に注目を集めたのは、6月25日に日高山脈襟裳十勝国立公園が指定された件です。
町長の大鷹千秋氏は、全体の面積の約4割が国立公園に含まれることを報告。
この公園の指定に向けた町の取り組みとして、指定記念競走や業者との協力などが計画されています。
また、議案第1号として挙げられた損害賠償に関する和解においては、令和6年2月に発生した事故に対する186万1,579円の賠償金が可決されました。
事故に関連する瑕疵があったことを認め、和解が実現したとのことです。
工事請負契約に関する議案もいくつか可決されました。
具体的には、町道富川西5号線舗装新設工事、地域団地の公営住宅新築工事、門別温泉の改修工事が盛り込まれ、重要なインフラ整備に向けた契約が承認されました。
特にこの工事は地域住民にとっても重要な意味を持っています。
議案第6号では、令和6年度の日高町一般会計補正予算が決定され、物価高騰への対応や低所得者世帯への支援策が示されました。
最後に、日高地区で発生した漏水の復旧に関連する議案第7号も可決され、町内の水道事業に対する補正が行われることとなりました。
多様な議題が議論されたこの会議は、地域の発展に寄与するための重要な一歩となるでしょう。