令和4年6月20日、日高町議会が開催され、幾つかの議題が取り上げられた。
最初の議題において、一般質問が行われ、特に互野利夫議員が住民からの支持を受けて当選し、福祉や農業振興策など多岐にわたる政策を提案した。特に、日高診療所の診療体制強化や、農林水産業の施策推進が求められ、町民の意見や期待に応えることの重要性が強調された。
また、ホッカイドウ競馬振興株式会社の経営報告が行われ、インターネット発売の好調を背景に、522億円以上の売上を記録したとされ、経営の健全性が示された。一方、令和3年度の一般会計の繰越明許費や事故繰越しに関する報告もあり、546杯の支出の原因として新型コロナや社会保障制度の整備に伴う費用効果が説明された。
さらに、災害やコロナ感染への対策として、教育現場の対応や、低所得者層への子育て支援が求められた。議会の提案として、義務教育費国庫負担制度の堅持や、北海道内の最低賃金改正、また、食料自給の向上策が挙げられた。特に、農業法人設立促進事業やアイヌ政策の推進に関する意見書が通過し、さらなる活性化と地域振興の必要性が示された。
全体として、日高町議会は地域課題への解決策を模索し、具体的な施策を通じて町民の生活向上を目指す姿勢を示した。議会で提出された数多くの案には、期待が寄せられ、今後の議会運営においても連携を強める重要性が指摘された。