令和6年9月10日、日高町議会の会議で交通安全対策や門別国保病院の人工透析部門についての質問が行われた。
交通安全対策では、以下の議論が展開された。まず、富川東福満8号線において、速度制限の標識設置が拒否されたことに対し、町長職からも必要性が強調された。この路線は比較的交通量が多く、事故のリスクが高い。特に、注意喚起看板の設置が求められ、建設課長は今年中に設置予定であると説明したが、速度制限標識の設置には警察の見解を求めた際に否定的な回答があった。このことから、町としては引き続き交通安全の意識を持ち続け、必要に応じて対策を講じていく姿勢が示された。
次に、門別国保病院の人工透析部門についても焦点が当てられた。事務長は、現在透析部門の職員数は13名であり、段階的に受け入れ人数を増やしていると述べた。特に増員については、患者数を実施しながら続ける意向を示した。一方で、冷房設備の不具合によって室温と湿度の管理が難しい状況であることにも言及し、改善計画を進める必要性が強調された。実際に、冷房機の設置後、患者の反応は良好であるものの、暑さの影響が残るとのことだった。
全般的に見ると、議会では町民の健康や安全を守るための取り組みと、透析患者の受入れ体制の整備が重要視され、日本中で課題視されている医療資源の利用や効率的な運営への対応が求められている様子が見られた。議会では、こうした問題に対する意識を持ち続け、住民の健康を最優先に考えた取り組みを進める姿勢が示された。