令和2年12月定例会において、市民からのさまざまな課題が議論される中、特に道路族ごみ屋敷、喫煙対策や教育環境に関する問題が焦点となった。
市長は、道路族問題について、安全な道路利用を促進するため、周知活動を強化していく考えを示した。一方で、道路管理者としての立場からは、自転車やボール遊びなど、子どもたちの遊びが交通の妨げとなる行為であるかの判断が難しいとして、具体的な注意喚起等は行うとした。
また、ごみ屋敷問題に関しては、様々な要因から生じるこの課題について、市としてその実態把握や対策強化に取り組みたい意向を強調した。
加えて、喫煙対策においては、令和2年4月の東京都受動喫煙防止条例の全面施行に伴い、喫煙所の設置案が広がりつつある状況を説明し、喫煙者と非喫煙者の共存のための措置を進めていく意志を示した。特に、立川駅周辺の喫煙状況を改善するため、適切な設置場所を検討中であることも明かした。
教育環境においては、GIGAスクール構想が進見され、タブレットPCの導入状況について説明が行われた。特に、学習環境の向上を図るため、医療・福祉の観点に立った支援が重要であると強調された。
最後に、プールの年間運営費やリサイクルに関する問題も上がり、今後の検討課題として位置づけられた。それに関連して、教育機関や地域コミュニティとの連携が必要である旨が述べられた。
今後も、これらの課題を解決するため、市と市民、市の施策の理解促進に努めていくことが求められている。