令和6年9月10日、総務委員協議会が開催された。
今回の会議では、総合防災訓練を中心に各種報告が行われた。特に、令和6年度昭島市総合防災訓練についての詳細な準備が進められていることが強調された。防災安全課長は、訓練の目的として大規模地震を想定し、関係機関や団体による協力を図るものであると述べた。
訓練は令和6年10月13日に実施される予定で、訓練内容において避難所開設・運営訓練が含まれていることが報告された。さらに、瑞雲中学校ではマンション防災、多摩辺中学校では水害対策を含め、地域特性を考慮した訓練が行われるとのこと。また、市民参加者も募り、約400名を見込んでいる。
訓練には関係機関や市民が参加する予定で、災害時における市民の意識向上と地域防災力の強化が期待されている。議員の吉野智之氏からは市民の参加を促す意見が出され、参加者の周知徹底が重視されている。
続いて、市制施行70周年記念昭島市民くじら祭の実施結果について報告が行われた。産業活性課長は、土曜日に54300人、日曜日に26200人と22000人が来場し、合計で102000人の参加があったと述べた。悪天候にもかかわらず、祭は成功裏に終わったとのこと。特に70周年を祝した花火が好評だったとされ、地域の協力が不可欠であったことが強調された。
最後に、市制施行70周年記念第54回昭島市産業まつりの実施についても言及された。11月の第2土日に実施予定で、農業特産品の展示販売や子ども向けお仕事体験などが計画されている点が報告された。
この会議の結果、昭島市の防災意識向上と地域活性化に向けた取り組みが一層促進されることが期待されている。