令和6年9月12日、昭島市の建設環境委員協議会が開かれ、昭島市と味の素AGF株式会社の連携協定の締結に関する報告が行われた。
この協定は、プラスチック-1運動を含む環境活動を通じて、地域環境への負荷を低減し、防災力を高めることを目的としている。協定は9月10日に締結され、具体的な取り組みとして、市制施行70周年記念のオリジナル水筒と共に、マイボトルスティックを市内の小中学生に配布することが確認された。環境課長は「具体的な取り組みについては、今後両者で定期的に議論し、検討していく」と述べた。
協定に関する発表を受けて、委員から具体的な環境活動についての質問が相次いだ。なかお委員は、「プラスチック-1運動の認知度はどの程度か」と質し、環境課長は、特に具体的な数値は把握していないとしながらも、民間事業者と協力し周知に努めていることを強調した。
会議では、協力店の登録についても言及された。なかお委員によると、現在24店舗が登録されており、これからも増えることを期待している。環境部長は、協力店への登録は随時行い、新しい店舗が登録されれば情報を更新する方針を明らかにした。
また、味の素との連携協定に関して、赤沼委員は「唐突な印象を受けたが、経緯を知りたい」と質問。環境課長は、今年度に味の素AGFからの相談があったことを明かし、同社のマイボトルスティックの普及促進の提案を受けたと説明した。
最後に、市長の臼井氏は、昭島市の給水スポットが評価され、協定締結に至った経緯を説明。市オリジナルの水筒を配布することで、プラスチック削減やマイボトルの使用促進を目指す意義を訴えた。今後の具体的な活動についても引き続き協議することが確認された。
以上の内容をもって、建設環境委員協議会は終了し、散会となった。