令和6年8月20日、昭島市にて厚生文教委員協議会が開催された。
会議では、令和6年度の行事予定や新たな宅配弁当事業に関する報告が行われた。
特に注目を集めたのは、長期休業期間中における学童クラブの宅配弁当事業の試行実施についてである。
子ども育成支援課長が説明したところによれば、立川給食株式会社と株式会社わくわくの2業者が弁当の提供を行い、
両社ともにオンラインでの登録および注文が可能で、料金もそれぞれ420円と550円に設定されている。
子ども育成支援課長は、初日の利用者数として登録児童の約33%、実際の注文数は125件に上ったことを報告した。また、今後の登録者数の増加が期待されるとの見解も示した。
さらに、食材の確保についても十分に行われる予定である。
また、委員からは各市の利用率と比較する意見が寄せられ、現時点での利用状況に対して期待の声が上がった。
これに対し課長は、現時点では注册者数が少しずつ増加しているという様子を見せており、需要が高まっているとの見解を示した。
続いて報告されたのは、昭島市公立学校学区の一部変更に関する内容である。
教育委員会によって、未設定地域である代官山に新たな学区が設けられることが決定された。
ここでは、新たな大型集合住宅の建設に伴い、学区の設定が必要であるとの説明がなされた。
さらに、令和7年度に使用される教科用図書の採択結果について報告され、いくつかの意見が寄せられた。
会議では、今後の行事や学区変更など、多岐にわたる事項について慎重に検討されることが確認された。
教育長も、市全体で児童・生徒数の調整が必要であるとの見解を示し、各種意見を聞きながら実施する方針が示された。