令和3年3月2日、立川市で行われた定例会では、主に新型コロナウイルス感染やその影響に関する質問が中心に議論された。特に自宅療養者への支援、そして市の一時預かり保育の状況に関して多くの意見が交わされた。
まず、ワクチン接種の進捗に関して市長は、医療機関との連携のもと接種券を送付し、接種が円滑に行われる体制を整えていると述べた。これに関連し、高齢者への接種が4月以降に開始される予定だ。
次に、自宅療養者に関しては、東京都のフォローアップセンターが設けられ、健康観察を行っている。この状況を踏まえ、江戸川区や墨田区での支援策と比較し、立川市独自の対応の必要性が指摘された。ただし、基盤整備担当部長は、東京都の管理が中心であることを強調した。
一時預かり保育については、利用状況が減少しているものの、感染症対策を実施しながら運営する意義があることが報告された。特に、日曜日や祝日利用については事前の抽選と予約が必要であり、これについても改善が求められた。
また、ごみ政策の関与も大きなテーマとなり、プラスチックごみのリサイクルについての取り組みが紹介された。リサイクル率が86%に上昇した背景には、市民の理解を促す活動があったとされているが、プラスチック使用の圧縮も今後の重要課題であると確認された。