令和2年第4回立川市議会定例会が開催され、令和2年度一般会計および特別会計の建設工事関連の補正予算が可決された。
新たに計上された補正予算は、一般会計補正予算(第10号)および特別会計の競輪事業、介護保険、後期高齢者医療事業について、それぞれ新型コロナウイルス対応に必要な経費を含む約1億7360万円が増額される。
特に一般会計補正予算では、医療従事者への応援金や感染症対策を盛り込むなど、影響を受けた事業者を支援する内容となっている。
市長の清水庄平氏は、一般会計補正予算において課題に直面している市民生活を支援するため必要な措置を行うと説明した。補正後の予算額は1,037億2,382万7,000円に達すると語った。
さらに、教育関連の議案として、立川市立若葉台小学校新校舎建設工事に関する請負契約の変更議案も可決された。この請負変更契約は、学校の安全確保のために工事内容を見直し、電気設備や給排水衛生設備を調整するものだ。
この新校舎は、学級数の増加に伴い、児童が安全に利用できる環境を整備するためのもので、今後の教育環境改善に寄与する見込みだ。
加えて、議会改革特別委員会の設置が決定し、今後の議会運営を改善するための調査や検討活動が行われる。