立川市議会の定例会における質問事項は、泉市民体育館のプールから図書館行政、危機管理室、自治会への支援、オストメイトへの支援、防災対策、58街区、市のデジタル社会に至るまで多岐にわたります。
まず、泉市民体育館のプールのコンクリート劣化が問題視されています。落下したコンクリートの原因は鉄筋が腐食した結果であり、指定管理者と協議し、迅速な対応を求められています。また、今後は安全のために、小規模な修繕をすぐに実施し、定期的なチェック体制を強化することが重要とされています。
次に、図書館行政に関連して、現状の図書館サービスはデジタル化の波に乗り遅れているとの指摘があります。市民にとってより利便性の高い電子図書館の導入が求められ、特に若者層へのアプローチが重要です。今後、市は既存のサービスの分析を行い、ニーズに応じた書籍の提供に努めるとともに、周知活動を強化する方針です。
また、危機管理室の組織体制も話題となりました。市民の安全確保が求められていますが、現在の仕組みにおいて課題が多いことも明らかです。特に、各課の役割分担や危機対応マニュアルの整備が重要視されています。今後、各種災害に対応するための柔軟な体制の構築が意識されております。
自治会への支援の観点からは、自治会活動の重要性が再認識されており、その活動を支えるための新たな補助制度の創設が期待されます。特に、高齢化が進む自治会メンバーの負担を軽減するための取り組みが求められています。
オストメイトへの支援については、特にコロナや災害時におけるトイレの利用に関する配慮が必要とされています。今後も、必要な情報を市民に届けるための手段を見直し、各層に目を向けた支援策を講じることが求められています。