令和元年青梅市議会は、2020年3月16日に定例議会を開催し、複数の補正予算が審議された。
主に青梅市一般会計補正予算(第4号)が議題となり、予算決算委員会の委員長、島崎 実氏が報告を行った。件に関して、全議員が賛成し原案通り可決されたことが強調された。
また、青梅市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)についても、質疑では売上見込額の増加理由として、電話投票の実績向上が挙げられた。総務企画委員長、小山 進氏は、「業界全体での取り組みが成果として表れた」と述べた。
次に、青梅市下水道事業特別会計の補正予算(第1号)が審議され、環境建設委員会の委員長、阿部 悦博氏は、「特定の大口使用者の汚水排出量が見込みよりも少なかった」と理由を説明した。
健康福祉分野においては、国民健康保険特別会計補正予算が可決され、湖城 宣子氏が人間ドック受診料助成の増額について、「予想を上回る申請があった」と報告した。
さらに、後期高齢者医療特別会計補正予算も討議され、介護保険の交付金額が減少する見込みであることも確認された。セクター全体で高齢者支援を強化する必要性が示唆された。
最後に、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、臨時従事員に対して休業手当を支給する新たな条例が制定された。市長の浜中 啓一氏は、「新型コロナウイルスの拡大防止に向けた対応が必要である」との考えを述べた。