平成31年の全員協議会が、青梅市議会で開催された。重要な議題が多く挙げられ、出席議員は24名であった。
初の全員協議会であることや、議長選挙が行われるまで年長議員の天沼 明氏が議長を務めることが紹介された。皆様の協力を願うと天沼氏は述べ、自己紹介の場が設けられた。
次に浜中 啓一市長が挨拶を行った。市長は、当選した議員の皆様への祝意を示し、青梅市が抱える行政課題について言及した。特に第6次青梅市総合長期計画を基本に進めるとし、様々な施策の展開を強調した。
現在直面している課題としては、人口減少や高齢化が挙げられる。市長は「まちづくりを担う責任」を強調し、厳しい状況でも市民の理解と協力が必要だと訴えた。これにより市政を前進させる責任を感じているという。
続いて、副市長、教育長、病院事業管理者らが自己紹介を行い、その後免責に関する事項が説明された。本日は、行政機関の職員数や部課長の紹介が行われ、組織体制についても確認がなされた。
特に招集議会の運営や議事の順序について事務局からの説明が行われ、次回議会に向けた準備が進められた。議事日程の具体的な内容についても説明があり、全体としてバランスの取れた議会運営が求められている。
議会運営委員会の設置や正副議長の選挙に関し、多くの意見が交わされた。ひだ 紀子氏の提案では「市民の前での立候補表明が必要」という意見が出された。これに対し議会改革の必要性が話し合われ、次期議長候補は民主的な選挙手法で選ぶべきであると意見が一致した。
最後に浜中市長は、今後も市の発展に向けて議会との協力を求めた。議会全体を開放的に進め、新しい体制が国民に対し開かれた姿勢を維持することが重要であり、皆の協力によってのみ実現可能であると締めくくった。
このように、全員協議会を通じて多様な意見が交わされ、今後の青梅市の施策がどのように進展していくのか、大いに注目される。さらに議会運営の透明性の向上が強調され、市民との信頼関係を深めるための努力が期待される。