令和4年青梅市議会の9月定例会は、2022年9月16日に開かれました。
この会議では、主に予算関連の議案が審議され、一般会計補正予算が可決されました。議案第21号、令和4年度青梅市一般会計補正予算(第6号)は、全会一致で可決されました。
予算決算委員長の迫田晃樹氏は、「本案は、委員会で全員賛成により原案の通り可決すべきものと決しました」と報告しました。
また、モーターボート競走事業の補正予算(第1号)についても、審査が行われ、総務企画委員長の阿部悦博氏が「全国24場中21場が導入していて、早期に運用を図る」と述べました。オリジナル展示計測システムの導入は、レース情報の充実を図り、売上げの向上を狙っているとのことです。
その他、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険の特別会計補正予算も委員会での承認を経て可決されました。福祉文教委員長の山内公美子氏は、すべての議案について、「全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました」と報告しました。
特に目を引いたのは、安倍晋三元首相の国葬に関する陳情についての審議です。この陳情は、青梅市議会として国葬を取りやめるよう声明を内閣府に出すことを求める内容でした。
総務企画委員長の阿部悦博氏は、この陳情を受けて「国葬が憲法や法治国家としての枠組みを破壊する暴挙と考える」と発言しました。一方、反対の意見も出され、「国葬には法的根拠がある」との主張もありましたが、採決の結果、可否同数となり不採択とされました。
今回の定例会では、様々な予算に関する議案が問題視され、特に安倍元首相の国葬に関しては議会内で活発な議論が交わされました。市民の意見に寄り添った議論の進展が今後の青梅市政にどのように影響するか注目です。
この会議では、新型コロナウイルス感染症に対する予防接種の拡充など、様々な重要な議題が進行されました。金融面における政策決定が今後の市事業にどのように影響するのか、注視が必要です。