令和4年3月14日、青梅市議会は定例会を開催し、2021年度の予算案に関する議案が審議された。
今回は、一般会計や各種特別会計補正予算が議題となり、全ての議案が全員賛成で可決された。
最初に、予算決算委員長の迫田晃樹氏が、議案第73号「令和3年度青梅市一般会計補正予算(第12号)」について報告した。
「多くの質疑が省略されましたが、全員賛成により可決された」とし、委員会の審査結果を報告した。
次に、総務企画委員長の阿部悦博氏が、議案第78号「令和3年度青梅市モーターボート競走事業会計補正予算(第2号)」の経過を説明した。
質疑では、「無観客開催の影響で入場者数が減少した」との答弁があり、経済的な影響についても考察された。
続いて、環境建設委員長の大勢待利明氏が、議案第77号「令和3年度青梅市下水道事業会計補正予算(第1号)」について説明した。
「国基準繰入金の減額やポンプ場の改良費用に関する質疑が多く寄せられた」とし、委員会の見解を伝達。
全体として、環境への配慮が強調され、必要な予算が提案された。
さらに福祉文教委員長の山内公美子氏が、議案第74号から79号まで一括で報告した。
各種特別会計補正予算が審議され、「新型コロナウイルスに伴う影響で収納率が低下しているため、収納対策を強化している」と述べられた。
また、医療関連の質疑で、外来患者数の増加や病院の経営改善策が話し合われた。
議長の鴨居孝泰氏は、全議案が賛成多数で可決されたことを確認し、次回の会議は休会期間を挟んで、3月25日に再開することを告げた。
議会は新型コロナ感染症の影響を受けながらも、各種事業の進展を後押しする予算の可決を通じて、積極的な姿勢を示している。