令和5年の青梅市全員協議会が開催された。
市長の浜中啓一氏は、ドイツのボッパルト市への訪問について説明した。ボッパルト市とは、青少年の友好親善交流を続けており、訪問の目的は新市長と意見交換を行うことにあると述べた。訪問は5月15日から5月19日までの5日間を予定している。
続いて、「第2期青梅市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の改訂についての説明があった。企画部長の伊藤英彦氏は、昨年12月の国からの通知に基づき、青梅市の将来像を具現化するための5か年計画を策定することが強調された。基本目標に対しては、子どもを産み育て、青梅に暮らす人に魅力ある街を作るための施策が展開されるとのこと。
「青梅市教育大綱」の策定についても発表され、教育部長の布田信好氏が、地域での教育力の向上を目指す施策や多様性を重視する内容が事務局から発表された。
訴訟事件が報告され、青梅市立総合病院に関して患者側からの訴訟が控訴されたことが説明された。病院側が勝訴したことで、今回の訴訟は終了したと事務局長の新居一彦氏が詳細に述べた。
続いて、国民健康保険税および後期高齢者医療保険料の軽減判定所得の見直しが取り上げられ、低所得者層への減額措置が拡大されるとの報告があった。市民部長の細金慎一氏が具体的な数字を示しながら説明した。
税制改正に関しては、固定資産税や軽自動車税等の見直しが行われることが報告され、市民の負担軽減が期待されるとした。
青梅市の中心市街地活性化基本計画についても解説があり、経済スポーツ部長の星野由援氏は、今後の事業展開に関する詳細を説明した。特に新たな一般社団法人設立への移行が強調された。
公共交通に関しては、ダイヤ改正ともに青梅駅と河辺駅のホーム新設事業が報告された。利便性向上に一定の期待が寄せられていると伝えた。