令和5年青梅市議会招集議会が、5月12日に開催され、重要な議題が次々と協議された。
この定例会では最初に議長選挙が行われ、島崎 実議員が当選された。臨時議長を務めていた山崎 哲男氏が、選挙結果を発表した。投票総数は24票で、島崎議員が20票を獲得し、議長に就任することが決まった。新議長の島崎議員は、「公平公正な議事運営に努め、市民の期待に応えていきたい」と述べた。
続いて、副議長選挙が実施された。湖城 宣子議員が20票を得て、副議長に選出され、選挙結果を山崎議長が発表した。「円滑な議会運営に尽力する」と述べた湖城議員のコメントが印象に残る。
議事では、議会運営委員や常任委員の選任、さらには東京都競輪事業組合議会互選や、青梅・羽村地区の工業用水道企業団議会選挙に関する議題もあり、多くの議員が選任されたことが報告された。特に、予算決算委員会に関しては、久保 富弘議員が委員長に選出された。
最後に、議案第1号として、「令和5年度青梅市一般会計補正予算(第2号)」の審議が行われた。この補正予算では、主に物価高騰に対する支援策として、一般会計に10億3241万円の追加が提案された。浜中 啓一市長は、補正内容として公共交通事業者への補助金や、住民への支援金を交付することを説明した。委員会による審査を経て、原案通り可決され、次回の本会議への布石が打たれた。
この後、休会の決議が行われ、次回は6月9日に開会されることが決まった。議会の円滑な運営と住民福祉向上に向けた取り組みが続く中、議員たちの連携や努力が求められる時代が来ていると感じられた。