令和3年1月29日に行われた青梅市議会の臨時議会では、重要な議案が審議された。
議題の中心は「令和2年度青梅市一般会計補正予算(第11号)」に関するもので、市長の浜中啓一氏が提案理由を説明した。今回の補正は、既定予算に対し歳入歳出ともに約1億4744万5000円を追加するものであり、総額は698億2167万1000円となる見込みである。
補正予算の内訳では、特に新型コロナウイルスワクチン接種体制の確保に関する事業費補助金が盛り込まれている。この計画により、市民に対してスムーズなワクチン接種体制を整備する経費も含まれている。市民の生活に直結する重要な措置であると強調された。
また、議案の審議前には、議長の久保富弘氏が本日の議会の議会期間が1日間であることを宣告した。さらに、1月27日付けで送付された資料の報告が事務局長の梅林繁氏によってなされ、今後の議案審議に向けた準備が整ったことが確認された。
その他、監査委員からの定期的な監査報告も行われ、議案に対しては異議なく進行した。市は、予算決算委員会での審査を経て、日程に追加された議案第94号を全議員の賛成により可決している。これにより、青梅市は新型コロナウイルス対応のための予算を早急に確保し、市民の健康を守る姿勢を示すことになった。
臨時議会は、議事をすべて終了し、約2時間後に散会した。議長の久保氏は本会議の進行にあたり、スムーズな運営を行ったことが評価されている。議員たちは、引き続き市民のための政策の実施に全力を尽くすと述べ、閉幕となった。